ニジニー・ノヴゴロド日本センターは長い休止期間を経て、ビジネス・セミナーの開催を再開しました。
2020年9月24日、ニジェゴロド州、ペンザ州、キーロフ州、オレンブルク州、スヴェルドロフスク州そしてチュヴァシ共和国の聴講者を対象に、WEBセミナー「デジタル化を取り入れた、復興へのアプローチ」を実施しました。
(趣旨)
新型コロナウイルス感染症は、急激な速度で広がり全世界の社会生活を脅かしています。この状況が始まる前の状態に戻ることは難しいとして、「ニューノーマル」あるいは、「ウイズコロナ」という言葉も語られ始めています。
生命の危機から国民を守るために公衆衛生対策も重要ですが、事業継続の観点からは、1日も早く継続可能な状態に経済を引き上げることが必要です。
不確実性に満ち、目まぐるしく状況の変わる中で、新しい時代の流れであるデジタル化を取り入れ、どのように復興に対してアプローチしていけばよいのでしょうか。
日本は過去に多数の復興を経験してきました。そうした復興による学びと不確実性への対処の方法論をお話しさせていただきました。
今回はこの二つの方法論をヒントに、今まさにコロナ対策に取り組んでいる日本の事例と「リーンスタートアップ」の手法をヒントに、皆様と一緒にデジタル化を取り入れた復興に関して考えました。