2021年10月7日、国立オレンブルク大学日本情報センターの支援による第18回「オレンブルクにおける日本Days」の枠組みで、田中弘講師によるWEBセミナー「「企業経営のためのアジャイル思考」‐プロジェクトマネジメント応用編」を実施しました。WEBセミナーではオレンブルクからの聴講者を得ました。
2021年10月12日、ニジェゴロド州、ペンザ州、サマーラ州、ズヴェルトロフスク州、ペルミ地方、ウドムルト共和国からの聴講者を得て、田中講師のWEBセミナーを実施しました。
プログラム
日本産業界の2021年度3月期決算では、代表的業種である、自動車、総合電機、IT・通信、衣料(アパレル)などで、一人勝ち企業と、大きく引き離された二番手以下企業の業績の差が顕著でした。この業績の差は新型コロナウィルス禍への対応のみではなく、勝ち組企業が、5年から10年前より、急速に変貌する世界市場に対して確かな展望を持ち、不退転の決意をもって企業変革を進め、次世代市場に合わせて企業資源の集中を行った結果と観察されます。企業は“ゴーイングコンサーン”であるという概念は、最早、つい最近まで一流とされていた企業にすら、当てはまらなくなっています。企業の生存と企業価値の積み増しは、企業経営のアジリティー(俊敏性)に依存するとも言えます。
- 2021年度日本企業の決算から考察する勝ち組企業アジャイル経営の要素分析
- 企業変革のためのバックキャスティングとプログラムマネジメント
- ビジネス継続プログラム(Business Continuity Program)
- 中小企業を含めて、企業継続(ビジネス・コンティニュイティ)のための戦略ブレークダウンストラクチャー(Strategy Breakdown Structure)作り
- ビジネス・エコシステム作り
- ビジネス(プロジェクト)・フィジビリティー分析
- アジャイル・プロジェクトマネジメント(Agile Project Management)
- デザイン思考(Design Thinking)
- 質疑応答、総評