2020年10月13日、ニジェゴロド州、サマラ州、ウリヤノフスク州、スヴェルドロフスク州そしてマリ・エル共和国の聴講者を対象に、大橋巌講師によるWEBセミナー「コロナ禍後の地方における投資・企業誘致策の見直し(日本やアジアの経験を参考に)」を実施しました。
WEBセミナープログラム:
ロシアにおける多くの地方(含・基礎自治体レベル)では、投資環境の改善と外国を含む投資・企業誘致活動に積極的に取り組んできた。しかし、コロナ禍の蔓延と社会隔離の動きによりセミナーの開催やミッションの派遣などこれまでの誘致策の可能性が大きな制約を受けており、各地方は今後の投資・企業誘致のあり方について抜本的な見直しを迫られている。同様の問題は日本やアジア諸国も抱えており、その経験や知恵はロシア側の検討に当たり有用な参考情報となり得る。本講座ではコロナ禍後の投資・企業誘致のあり方に関する日本およびアジア諸国における検討状況や動きを解説するとともに、地元工業団地への企業誘致活動など、コロナ禍を経た日本企業を含む外国企業の投資行動の変化の見通しや今後の誘致活動の抜本的な見直しのあり方につき具体的なプロセス・方策を含めて提言した。