2018年5月28日、ウリヤノフスクで開かれた国際フォーラム「ヴォルガ川における日本の春」の枠組みにおいて、ニジニー・ノヴゴロド日本センターは現地企画講座「トヨタに学ぶ、仕事を通して人を如何に育てるか」を実施しました。
講師として、豊田エンジニアリング株式会社の副社長である鈴木克彦氏をお迎えしました。
鈴木氏は、トヨタ自動車株式会社に40年以上勤められました。2004年に豊田エンジニアリング株式会社に入社され、以降、米国、中国、韓国の企業にトヨタ生産方式の導入について助言を行ってきました。
豊田エンジニアリング株式会社は、ロシアで5年間の経験を有し、ロシア企業に対して日本の生産体制導入を支援しています。
講座では、鈴木氏はトヨタの歴史を簡単に紹介し、トヨタ生産方式の特徴‐生産効率を上げる管理ツール、カイゼンの導入などについて話しました。また、話は企業の停滞や危機からの脱却の道のりにも広がりました。さらに、従業員との働き方とリーダーの役割について学びました。
ウリヤノフスク州産業・住宅団地・運輸省産業局並びにウリヤノフスク州コーポレート大学におかれましては、今回の講座実施にご協力いただき感謝申し上げます。