ニジニー・ノヴゴロド日本センターはOJT研修「中小企業経営」の実施をご案内いたします。
主催:日本国外務省
実施団体:株式会社 グローバルMICE&Pコミュニケーションズ
本講座は、ロシア大統領府プログラムである「企業経営者養成計画」をはじめとする、ロシアにおける改革の促進に対する技術支援の一環として、日本政府によって実施されるものです。本講座の実施を含む、日本国によるロシア連邦に対する技術・知的支援の実施のための協力については、日露政府間で採択された複数の文書等において、これまで累次にわたりその必要性・意義が確認され、日露ビジネスの促進に貢献しています。
実施日程:2018年12月3日~12月10日
実施場所:基本的に東京都及びその近郊で研修を実施する予定。ただし、最終日は東京での活動とし、閉講式は日本国外務省庁舎内で実施します。
参加対象者
(1) 中小企業の経営者とその幹部、起業を目指す者及び中小企業政策に携わる地域・地方行政府関係者等。
(2) 研修の全プログラムに積極的に取組み、習得した内容を今後の企業経営に活かすことのできる者。
(3) 研修の全プログラムに参加する上で健康上の問題がない者。
講座の概要
中小企業の育成は、資源依存型経済からの脱却を目指すロシア経済政策上の重要課題の一つであり、日本としても得意な協力分野の一つです。多くの中小企業は人材の頻繁な流出や経験、ノウハウが蓄積しない等の状況に直面しており、こうした課題を人事労務管理面での実践を通じて解決し、企業成長につなげることは、日本企業がこれらの企業と経済交流を深めていく上でも有益です。
本研修では、起業のあり方、中小企業育成、中小企業に対する技術・イノベーションの必要性につき、具体的な成功事例や行政支援策等を踏まえて紹介します。特に海外進出に成功事例のある企業やロシア企業とのビジネスに関心を有する我が国の中小企業と接する機会を可能な限り多くアレンジします。
なお、ビジネス交流の観点から有意義な機会となるように対話・質疑応答の時間を十分に確保するよう留意します。
本研修においては、ロシア人企業経営者等が、我が国の関連技術や企業活動を視察することにより日本企業とのビジネスへの関心を高め、日本企業関係者との人脈を形成し、日露間のビジネス関係を促進する効果を期待します。また、このような実地研修を受けることで、より効率的に知識やノウハウを習得できることを期待するものです(「OJT」という用語から一般的に想定されるような、実際に働きながら業務を習得するという職業訓練的要素に重点を置くものではありません)。
※詳細なカリキュラムについては、研修開始1ヶ月前を目途に情報を提供する予定。
研修生に対する日本滞在費等の負担について
・研修生の日本滞在中の費用として、日本国内交通費、宿泊費(研修参加に必要な最短期間:開講前日チェックイン、閉講翌日チェックアウト)、日当(一泊につき食事代1,500円を定額支給)、海外保険を日本国政府が負担します。
・なお、国際航空運賃については、ロシア側(本人)の負担とします。利用フライトについては、原則として、開講日の前日に日本に到着し、閉講翌日に日本を出発する便を利用することとします。ただし、一般公募枠から選抜された研修生はチケットを手配する前に、日程に変更がないか日本センターに確認してください。(推薦者については、連邦人材センターが一括してチケットを手配します。)
本研修への参加者は、日本センターにおける面接試験を通じて、応募者の中から選抜されます。
応募は2018年10月1日まで受け付けます。
一般公募枠としての応募者はn.driven@jc.org.ruに応募書類を、大統領プログラム修了生は地域委員会及び連邦人材センター経由で別途提示される所定の応募書類を提出してください。
※独立非営利法人「日本センター」は、応募者から受け取る個人情報の収集、加工、利用、伝達及びその他の扱いに際して、2006年7月27日付個人情報に関するロシア連邦法及び他の関連する法律の規則を遵守しています。
選抜面接日程(予定)
10月15日-エカテリンブルク
10月16日-サマラ
10月17日-カザン
10月18日~19日-ニジニー・ノヴゴロド