ニジニー・ノヴゴロド日本センターはOJT研修「IT」の実施をご案内いたします。
主催:日本国外務省
実施団体:東海グランドコンサルタンツ株式会社
本講座は、ロシア大統領府プログラムである「企業経営者養成計画」をはじめとする、ロシアにおける改革の促進に対する技術支援の一環として、日本政府によって実施されるものです。本講座の実施を含む、日本国によるロシア連邦に対する技術・知的支援の実施のための協力については、日露政府間で採択された複数の文書等において、これまで累次にわたりその必要性・意義が確認され、日露ビジネスの促進に貢献しています。
実施日程:2018年11 月26日~12月3日
実施場所:基本的に東京都及びその近郊で研修を実施する予定。ただし、最終日は東京での活動とし,閉講式は日本国外務省庁舎内で実施します。
参加対象者
(1) IT分野に携わる地方行政府関係者、企業経営者及び技術者等。
(2) 研修の全プログラムに積極的に取組み、習得した内容を今後の企業経営に活かすことのできる者。
(3) 研修の全プログラムに参加する上で健康上の問題がない者。
講座の概要
(1)研修の基本方針
IT分野は、特にロシア欧露部で若手の経営者、プログラマーやソフト開発者等の技術者が多く活躍しており、IT分野の経営者や技術者が訪日し研修を行うことで、日本のIT企業やソフト開発者等との連携発掘・深化を目指します。
プログラマーやソフト開発者等の技術者・IT企業関係者による我が国のITに関する講義や、関連企業関係者との意見交換及び関連施設への視察を行います。講義を通じて我が国のIT分野における見識及び関心を深め、新たなビジネス協力の可能性を発掘します。
なお、ビジネス交流の観点から有意義な機会となるように対話・質疑応答の時間を十分に確保するよう留意します。
(2)OJT研修の考え方
本研修においては、ロシア人企業経営者等が、我が国の関連技術や企業活動を視察することにより日本企業とのビジネスへの関心を高め、日本企業関係者との人脈を形成し、日露間のビジネス関係を促進する効果を期待します。また、このような実地研修を受けることで、より効率的に知識やノウハウを習得できることを期待するものです(「OJT」という用語から一般的に想定されるような、実際に働きながら業務を習得するという職業訓練的要素に重点を置くものではありません)。
※詳細なカリキュラムについては,研修開始1ヶ月前を目途に情報を提供する予定。
研修生に対する日本滞在費等の負担について
・研修生の日本滞在中の費用として、日本国内交通費、宿泊費(研修参加に必要な最短期間:開講前日チェックイン、閉講翌日チェックアウト)、日当(一泊につき食事代1,500円を定額支給)、海外保険を日本国政府が負担します。
・なお、国際航空運賃については、ロシア側(本人)の負担とします。利用フライトについては、原則として、開講日の前日に日本に到着し、閉講翌日に日本を出発する便を利用することとします。ただし、一般公募枠から選抜された研修生はチケットを手配する前に、日程に変更がないか日本センターに確認してください。(推薦者については、連邦人材センターが一括してチケットを手配します。)
本研修への参加者は、日本センターにおける面接試験を通じて、応募者の中から選抜されます。
応募は2018年9月20日まで受け付けます。
一般公募枠としての応募者はn.driven@jc.org.ruに応募書類を、大統領プログラム修了生は地域委員会及び連邦人材センター経由で別途提示される所定の応募書類を提出してください。
※独立非営利法人「日本センター」は、応募者から受け取る個人情報の収集、加工、利用、伝達及びその他の扱いに際して、2006年7月27日付個人情報に関するロシア連邦法及び他の関連する法律の規則を遵守しています。
選抜面接日程(予定)
10月3日-エカテリンブルク
10月4日-サマラ
10月5日-カザン
10月9日~10日-ニジニー・ノヴゴロド